張ヶ谷 健一 (北関東病理診断研究センター長)
日本では病理診断を行う上で、病理医の数が圧倒的に不足している現状が続いております。また、近年では臨床現場での分子治療を含めた近未来医療の実践のための病変解析情報が急速に必要とされている状況があります。このような状況から、現在では、特定の医療機関に病理医を集約し、十分な体制で、病変の分子解析情報も含めたより質の高い病理診断を行うことが求められております。この流れに沿って、徳洲会病理診断研究センターが開設され、現在、5施設が開設されております。
この度、東上理事長のご理解を頂き、多くの徳洲会構成員のご努力、ご協力のもとに、6番目の施設として、鎌ケ谷総合病院内に北関東病理診断研究センターが開設されるに至ったわけであります。また、この構想を理解し、協力してくださった鎌ケ谷総合病院の院長はじめ各構成員に、深く感謝申し上げます。
今後北関東病理診断研究センターに求められるミッションは、複数の病理医による客観化された、迅速なコンパニオン診断を含めた診断報告を行うこと、剖検の実施と臨床病理検討会への対応、医療機関間の連携に向けた立ち上げ、運用支援、技術的支援を行うことであると考えております。
これらのミッションを、徳洲会構成員の協力のもと実践してゆく所存です。
