第1回徳洲会病理グループ学術集会
第55回 日本臨床細胞学会総会(横浜市内)に際して、平成26年6月8日(日) 最終日に同会場で、第1回徳洲会グループ学術集会を開催します。
集会プログラム
9:30 | 開始 |
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9:40~10:40 | 特別講演 埼玉県立がんセンター 黒住昌史先生 |
10:40~12:40 | 一般演題(公募は2014年初めより行うこととする。) |
12:40~14:00 | 病理部会 |
14:00~15:00 | 病理全体集会 |
演題配列、座長の人選は、青笹克之議長に一任されることが前準備委員会で承認されている。
第1回徳洲会病理グループ学術集会
平成26年6月8日 会場:TKP横浜西口カンファレンスセンター
第1回病理グループ学術集会は総勢55名(医師11名、技師40名、その他4名)参加のもとに6月8日(日)に横浜市において開催された。以下に学術集会開催に至る経緯、学術集会の概要、総括について簡単にまとめた。
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学術集会開催に至る経緯
平成25年5月に湘南鎌倉病院における幹部の方々への講演において、青笹は徳洲会病理グループの今後の活動について、5つの提案を行った。その一つが“学術活動の活性化を通じたグループ内の相互連携の推進と学術レベルの向上”を目的とした徳洲会病理グループ学術集会の開催であった。徳田虎雄理事長および参加者の賛成が得られたため、早速準備に取りかかった。同年11月3日に大阪で開催された日本臨床細胞学会に際して、病理医師、技師及び関係者の出席のもとで学術集会準備会合を開き、平成26年6月6、7日に横浜において開催される日本臨床細胞学会の翌日に第1回学術集会を横浜市で開催することとした。
併せて今後の病理グループの活動の司令塔として病理運営委員会をおき、その中に医師委員会(2名)と技師委員会(4名)をおくこと、並びに会則案を決定した。
尚、委員会名簿、会則案は平成26年6月8日に開催される第1回集会の全体会合で参加者に説明し、了承を得ることとした。 -
学術集会の概要
- (1) 平成26年1月29日に「第1回徳洲会病理グループ学術集会のご案内と演題募集」のアナウンスを行った。特別講演は埼玉県立がんセンター部長の黒住昌史先生により行われることも案内した。募集期間内に9題の演題応募があった。
以上、1題の特別講演、9題の一般演題によりなるプログラムを作成した。 - (2) 平成26年6月8日の学術集会において1題の特別講演、9題の一般講演が行われた。黒住昌史先生(埼玉県立がんセンター部長)の乳癌についての講演は乳癌医療の歴史的変遷についての説明と最近の病理診断に基づく治療法決定の状況が述べられた。
一般演題の9題については活発な討論がなされた。
概括的に述べると発表内容は不慣れなためか明確さを欠くものがみられたこと、議論の方法についても、的を外れたものが見受けられた。
今後の改善点であり、学術集会を重ねることの必要性が改めて実感された。病理医の常勤する施設ではこの面での技師への指導も期待したい。
- (1) 平成26年1月29日に「第1回徳洲会病理グループ学術集会のご案内と演題募集」のアナウンスを行った。特別講演は埼玉県立がんセンター部長の黒住昌史先生により行われることも案内した。募集期間内に9題の演題応募があった。
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全体会合
病理部会の立ち上げ、部会の中に運営委員会を設け、医師委員会と技師委員会を置くことと委員名が示された。今後学術集会の企画運営等を担う学術委員会も設けることが提案された。運営委員会会則も示され、参加者から承認された。次いで、病理業務環境調査結果の概要が示された。医師委員会、技師委員会での討論内容が報告された後、病理部会が今後の病理グループ活動の司令塔として位置づけられることが述べられた。
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懇親会
須田耕一先生(順天堂大学名誉教授,東京西)のご発声による乾杯に続き、本年4月より徳洲会に勤務されている居石克夫先生(九州大学名誉教授,福岡と手嶋伸一先生(湘南鎌倉)からご挨拶がなされた。和やかな懇談の中で閉会となった。
以上
平成26年6月16日