徳洲会のスケールメリットを活かした徳洲会病理部会。症例研究・研究発表等、あなたが活躍できるフィールドがここにはあります。病理部会にご興味をお持ちの方はぜひご参加ください。

研究と評価

研究

最先端の医学・医療を理解することおよび科学的思考法を体得することは、医師としての幅を広げるために大切です。大垣徳洲会病院では岐阜大学病理学教室での研究ができます。湘南鎌倉総合病院では院内に文部科学省認可の臨床腫瘍遺伝子研究部と臨床研究センターを設けています。札幌東徳洲会病院では臨床研究センターを設置しており、随時診断と遺伝子解析に利用することが可能です。湘南藤沢徳洲会病院では肝臓病理よろず相談所を設け、肝臓病理に関する分子病理学的解析も行っています。

評価

本プログラムでは各施設の評価責任者は専攻医の教育を担当します。各担当指導医は1名の専攻医を受け持ち、専攻医の知識・技能の習得状況や研修態度を把握・評価します。半年ごとに開催される専攻医評価会議では、担当指導医はその他各指導医から専攻医に対する評価を集約し、施設評価責任者に報告します。

フィードバック方法とシステム

・評価項目と時期については専門医研修手帳に記載するシステムとなっている。
・具体的な評価は、指導医が項目ごとに段階基準を設けて評価している。
・指導医と専攻医が相互に研修目標の達成度を評価する。
・具体的な手順は以下の通りとする。
1)専攻医は指導医・指導責任者のチェックを受けた研修目標達成度報告用紙と経験症例数報告用紙を、研修プログラム管理委員会に提出する。書類提出時期は年度の中間と年度終了直後とする。研修目標達成度報告用紙と経験症例数報告用紙の様式・内容については別に示す。
2)専攻医の研修実績および評価の報告は「専門医研修手帳」に記録される。
3)評価項目はコアコンピテンシー項目と病理専門知識および技能、専門医として必要な態度である。
4)研修プログラム管理委員会は中間報告と年次報告の内容を精査し、次年度の研修指導に反映させる。

指導医のフィードバック法の学習

・指導医は指導医講習会などの機会を利用してフィードバック法を学習し、より良い専門医研修プログラムの作成に役立てる。FDでの学習内容は、研修システムの改善に向けた検討、指導法マニュアルの改善に向けた検討、専攻医に対するフィードバック法の新たな試み、指導医・指導体制に対する評価法の検討、などを含む。

総括的評価項目・基準と時期総括的評価項目・基準と時期

・修了判定は研修部署(施設)の移動前と各年度終了時に行い、最終的な修了判定は専門医研修手帳の到達目標とされた規定項目をすべて履修したことを確認することによって行う。
・最終研修年度(専攻研修3年目、卒後5年目)の研修を終えた3月末までに研修期間中の研修目標達成度評価報告用紙と経験症例数報告用紙を総合的に評価し、専門的知識、専門的技能、医師として備えるべき態度(社会性や人間性など)を習得したかどうかを判定する。

総括的評価の責任者

・年次毎の各プロセスの評価は当該研修施設の指導責任者が行う。
・専門研修期間全体を総括しての評価は研修基幹施設のプログラム総括責任者が行う。

終了判定のプロセス

研修基幹施設の研修プログラム管理委員会において、各施設での知識、技能、態度それぞれについて評価を行い、総合的に修了判定を可とすべきか否かを判定し、プログラム統括責任者の名前で修了証を発行する。知識、技能、態度の項目の中に不可の項目がある場合には修了とはみなされない。

多職種評価

検査室に勤務するメディカルスタッフ(細胞検査士含む臨床検査技師や事務職員など)から毎年度末に評価を受けます。

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