徳洲会のスケールメリットを活かした徳洲会病理部会。症例研究・研究発表等、あなたが活躍できるフィールドがここにはあります。病理部会にご興味をお持ちの方はぜひご参加ください。

発表原稿の準備

口頭発表
  • 発表時間の厳守
  • 略語は最初の使用時に説明する
  • 図は明瞭なもの
  • 表の文字は大きく
論文発表
雑誌毎に所定のフォーマットがあるため、これに準拠して作成する
要約
(Abstract)
文字制限数厳守
はじめに
(Introduction)
  • ①これまでに明らかになっていることを整理
  • ②これまでに用いられてきた方法、症例の説明
  • ③この研究発表において用いる方法あるいは症例等の新しさ
症例と方法
(Patients and Methods)
症例の出所、選択の基準
検討方法を示す(読者が再現できるように)
結果
(Results)
要点のみを明確に述べる
図、表は必要最小限に、特に図は厳選、同じ内容の図の繰り返す使用は厳禁(主張したい内容を示すものに限定)
考察
(Discussion)
結果についての考察を加える。結果に示していないものについて言及することは厳禁

  • ①得られた結果を要約する
  • ②得られた結果の意義を従来の知見と比較する中で述べる
  • ③本研究の意義と将来的な展望(課題)を示す
全般的な注意事項
  • 発表は節(paragraph)よりなる。各節では一つのことを取り上げる
  • 雑誌は一般的には各種の学会(例:日本病理学会、アメリカ病理学会、日本癌学会、米国癌学会等)の依頼により出版社より発行される。この際の雑誌発行費用は学会の負担になるが、その額は膨大なものであり、学会財政に重くのしかかる。このため学会(雑誌社)は発表内容を簡潔にまとめることを強く要求してくる。Compact and concise
  • 雑誌に投稿された論文は担当の編集員を通じて通常2 名の審査員(referee, reviewer)による査読に付される。
    Reviewer のコメントに基づき、担当の編集員が採否を決定する

    受理(accept)
    小修正の上、再投稿(minor revision) accept を前提
    大修正の上、再投稿(major revision) accept を前提とせず再査読の結果否決(reject)の可能性がある
    否決(reject)

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