徳洲会のスケールメリットを活かした徳洲会病理部会。症例研究・研究発表等、あなたが活躍できるフィールドがここにはあります。病理部会にご興味をお持ちの方はぜひご参加ください。

ガイドライン

目 的 各自が得た知見(経験)を交換することにより所属分野の向上、発展を目指す
発表内容 通常発表する場によって求められる内容、レベルが異なる
部局内 業務に関連した事柄が中心となり、普及している知見(経験)を共有することが主な目的
院内 部局間の意思確認、疎通、啓蒙が主な目的
地区内 周辺の医療機関との友好、連携が目的
地方会 経験症例の発表が主となり、医療内容の平準化が目的
全国学会 疾患の診断、治療法の進歩、トピックなどの発表、紹介を通じて全国の医療レベルの平準化
例:臨床細胞学会
論文発表 学術発表の中心となる
和文発表 知見(経験)の普及が中心で、通常は内容の独創性は問われない。ここまでは学術研究において重視される知見(知識)の普遍性、独創性は問われない。
英文発表 国際的に通用する学術研究発表において基本となるのは以下の二点である

  1. 新しい知見(Whats new?)
  2. 裏付ける証拠(Evidence)

具体的には

  1. 文献検索を十分に行い、関心のある(研究発表しようとしている)事柄において以下の①②を明確にすること。
    • ① これまでに明らかになっていること
    • ② ①に用いられた対象と方法(Materials and Methods)
  2. 自らが発表(主張)しようとする内容が新しい知見を加えることを明確に述べる。尚、主張を裏付ける証拠(Evidence)を提示することが必要。対象:(症例数、症例集団の新しさなど)
    方法:これまでに用いられなかった染色法、分子解析法 等
発表内容の質
発表する雑誌のレベルが重視される。英文雑誌にはImpact Factor(IF)がついている。
IF:これはその雑誌に発表された論文1 個が他の研究者により平均何回引用されるか
引用回数:各論文毎に他の研究者により引用された回数。これはその論文内容の重要性(独創性、普遍性)を計る尺度となる

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