徳洲会のスケールメリットを活かした徳洲会病理部会。症例研究・研究発表等、あなたが活躍できるフィールドがここにはあります。病理部会にご興味をお持ちの方はぜひご参加ください。

ご挨拶

徳洲会病理部会員の皆様

病理業務に係わる知見が増加していますが、これは世界中のこの分野で働く人々の日々の病理業務から得た知見あるいは研究の積み重ねによるものです。
徳洲会病理部門では日々数多くの病理業務が行われていますが、このような日常の実践の中で芽生えた問題意識あるいは気付いた事柄を整理して、学会の場や論文として発表していくことは医療界への貢献、業務内容の向上、そして自らの成長のために必要なことと思います。
欧米と違い我が国の医療系教育機関においては、日々の実践の中で課題を見出し、討論の中で解決策を探るためのメソッドについての系統的な教育がなされてきませんでした。問題点を見出して解決するための調査・検討方法、そして到達した結論の発表方法について、学校卒業時には大方の人々は訓練を受けていません。社会に出て働き始めてからも同様です。
この度、自らの体験を通じて得たこの分野における考えを整理し発表していく上で大切なポイントを病理部会の皆さんに提示しますので、参考にしてくだされば幸いです。

平成29年6月7日
徳洲会病理部門最高顧問
病理部会長
青笹 克之

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